JAPANNEXTが革新的モニター3機種を発表、ゲーミングからモバイルまで幅広くカバー

    JN-MD-IQ1301FHDR
    画像:JAPANNEXT(jp/japannext.com)より
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    量子ドット技術搭載の13.3型モバイルモニターが登場

    JAPANNEXTは、画期的な量子ドット技術を採用した13.3型モバイルモニター「JN-MD-IQ1301FHDR」を発表した。この製品は、フルHD解像度のIPSパネルを搭載し、sRGBとDCI-P3の両方で100%の色域をカバーしている。モバイルモニターながら、プロフェッショナルレベルの色彩表現が可能となっており、クリエイティブ業界からの注目も集めそうだ。

    USB Type-Cケーブル1本で給電と映像伝送を同時に行えるという利便性も大きな特徴となっている。重量約0.5kgという軽量設計と、付属のスマートケースにより、外出先での使用も容易になっている。

    モバイルワークの増加に伴い、このような高性能かつ携帯性に優れたモニターの需要は今後さらに高まると予想される。JAPANNEXTの新製品は、そのような市場ニーズを的確に捉えたものと言えるだろう。

    4K/144Hz対応の27型ゲーミングモニターで没入感あふれるプレイを実現

    ゲーミング市場向けには、27型4K/144Hz対応の「JN-i27144UR」を投入した。4K解像度と144Hzのリフレッシュレートの組み合わせは、高精細かつ滑らかな映像表示を可能にし、ゲーマーに圧倒的な没入感を提供する。

    MPRT 1msという高速応答も特筆すべき点だ。これにより、FPSなどの動きの激しいゲームでも、残像感を極限まで抑えた鮮明な映像を楽しむことができる。さらに、HDR400相当の性能を持つことから、明暗の表現力も優れており、より立体的で臨場感のある画面を実現している。

    ゲーミングモニター市場は競争が激しいが、JAPANNEXTの新製品は高いスペックと比較的抑えめの価格設定で、多くのゲーマーの心を掴む可能性がある。ただし、重量が約4.5kgあるため、設置場所には若干の考慮が必要かもしれない。

    IPS BLACK採用の27型WQHDモニターがクリエイティブワークをサポート

    クリエイティブ業界向けには、27型WQHD解像度のIPS BLACKパネルを採用した「JN-27iB120Q-H-C6」を発表した。IPS BLACKテクノロジーにより、従来のIPSパネルよりも深い黒を表現でき、コントラスト比の向上が期待できる。

    120Hzのリフレッシュレートを備えており、動画編集やアニメーション制作などの作業においても、スムーズな映像確認が可能となっている。また、最大65Wの給電に対応したUSB Type-Cポートを搭載しており、ノートPCなどとの接続性も優れている。

    このモニターは、クリエイティブ作業とゲーミングの両立を目指すユーザーにとって魅力的な選択肢となりそうだ。ただし、重量が約6.5kgとやや重いため、デスク周りのレイアウトには注意が必要かもしれない。

    JAPANNEXTの新製品がモニター市場に与える影響

    JAPANNEXTの今回の新製品ラインナップは、モバイル、ゲーミング、クリエイティブワークと、幅広い用途をカバーしている。各製品が持つ高いスペックと比較的抑えめの価格設定は、市場に一石を投じる可能性がある。

    特に、量子ドット技術を採用したモバイルモニターは、モバイルワーカーやクリエイターの注目を集めそうだ。また、4K/144Hz対応のゲーミングモニターは、ハイエンドゲーミング市場において、既存の大手ブランドに対抗できる製品となる可能性がある。

    一方で、JAPANNEXTがこれらの製品の品質管理や顧客サポートをどのように行っていくかも、今後の成功を左右する重要な要素となるだろう。製品の性能だけでなく、アフターサービスの質も含めた総合的な評価が、市場での地位を確立する鍵となると考えられる。

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