ノーコードアプリ作成ツールの進化
株式会社ペライチは、2024年3月にリリースしたノーコードアプリ作成ツールのチャット機能を大幅にリニューアルした。グループチャット機能の追加により、アプリの活用がさらに便利になり、安全性も向上している。
ペライチは中小企業・個人事業主のマーケティングDXを総合的に支援する企業だ。今回のアップデートは、ユーザーのニーズに応えつつ、ビジネスコミュニケーションの効率化を図るものとなっている。
グループチャット機能の概要と活用例
新たに追加されたグループチャット機能では、アプリ利用者同士でメッセージグループを作成し、グループ内で自由にコミュニケーションを取ることが可能となった。この機能は様々な場面で活用できる。
コミュニティ運営での交流促進には、同じ趣味や目的を持つメンバー同士でグループを作成し、アイデアや意見を交換したり、イベントの企画や情報共有を行う場として活用できる。ビジネスシーンでは、プロジェクト管理やタスクの共有に役立つ。プロジェクトチームでグループを作成し、進捗やタスクの状況をリアルタイムで共有したり、役割分担やスケジュール調整など、プロジェクト管理の場として活用できる。
日常業務や社内手続きの効率化も期待できる。勤怠管理や設備予約、書類作成申請など、定型業務に関する手続き専用のグループを作成することで、申請・承認のワークフローとして活用し、業務効率化につなげることができる。また、新入社員や研修受講者のフォローアップにも有効だ。新入社員や研修受講者でグループを作成し、チャットを通じて疑問点の解消やアドバイスをやり取りすることで、フォローアップや社員育成の場として活用できる。
安全性と利便性を高める追加機能
グループチャット機能をより便利に安全に活用できるよう、ペライチは2つの重要な機能も追加した。
通報・ブロック機能で安全性向上
一つ目は通報・ブロック機能だ。攻撃的・不適切なメッセージを通報したり、相手をブロックすることが可能となった。管理者は通報内容を確認し、対象者にチャットで警告メッセージを送るなどの対応が取れるため、安心・安全にコミュニティを運営できる。この機能により、ユーザーは快適な環境でコミュニケーションを取ることができ、トラブルの早期解決や予防にも役立つだろう。
管理者の表示名変更機能で視認性アップ
二つ目は管理者の表示名変更機能だ。チャットに表示される管理者の名前を自由に変更することができる。管理者からのチャットメッセージを見逃しにくくなり、重要な情報の伝達がスムーズになる。例えば、「緊急連絡」や「重要なお知らせ」といった名前に変更することで、ユーザーの注意を引きつけやすくなる。
展示会出展でさらなる認知拡大へ
ペライチは、2024年10月1日から3日にかけて東京ビッグサイトで開催される「DX総合EXPO／ビジネスイノベーションJapan 2024 AUTUMN TOKYO」内の「人事・労務DX EXPO」に出展する。この展示会は、最新のDX関連技術や製品、サービスが一堂に会する場であり、ペライチにとっては自社のノーコードアプリ作成ツールの魅力を直接アピールする絶好の機会となる。
展示会では、モバイルアプリの開発・移管に興味のある来場者に対し、ペライチの活用方法を提案する。事前に「ブース訪問予約」に申し込み、当日ブースでの商談に参加すると、Amazonギフトカード1,500円分がもれなく贈呈されるキャンペーンも実施する。このような取り組みは、新規顧客の獲得や既存顧客との関係強化につながり、ペライチの市場シェア拡大に寄与すると考えられる。
オンライン個別相談で柔軟な対応
展示会への来場が難しい潜在顧客向けに、ペライチはアプリ作成ツールに関するオンライン無料個別相談を随時実施している。専門スタッフが顧客の状況やニーズ、予算をヒアリングし、最適なプランを提案する。このようなきめ細かいサポートは、顧客満足度の向上と長期的な信頼関係の構築に繋がるだろう。
ペライチの今後の展望
ペライチは「Technology for Everyone ～テクノロジーをすべての人が使える世界に」というビジョンを掲げている。今回のノーコードアプリ作成ツールのアップデートは、このビジョンを実現するための重要なステップと言える。
グループチャット機能の追加やセキュリティ強化は、ユーザーのニーズに応えるだけでなく、ビジネスコミュニケーションの未来を見据えた取り組みだ。今後も、ペライチは個人事業主や中小企業のDX支援を通じて、日本のビジネス環境の改善に貢献していくことが期待される。
ノーコード開発の市場は今後さらに拡大すると予測されている。ペライチがこの成長市場でどのようなポジションを確立し、どのような革新的な機能を提供していくのか、業界関係者からの注目が集まっている。
