アクシージア、オンライン・店舗共通ポイント導入で買い物体験向上へ

    画像:PR TIMES(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000126.000067650.html)より

    アクシージアが新たなポイントシステムを導入し、顧客サービスの向上に乗り出した。オンラインショップと直営店舗で共通のポイントを利用できるようになり、買い物の利便性が大幅に向上する。この動きは、美容業界におけるオムニチャネル戦略の先駆けとなる可能性がある。

    目次

    新ポイントシステムの概要と特徴

    アクシージアは、これまで別々に運用していたオンラインショップと直営店舗のポイントシステムを統一した。新システムでは、顧客はどちらのチャネルでも同じポイントを貯め、使用することが可能となる。

    この統一されたポイントシステムにより、顧客は柔軟な買い物体験を享受できるようになる。例えば、オンラインで貯めたポイントを実店舗での購入に使用したり、その逆も可能となる。

    ポイント付与とキャンペーン

    新システムでは、100円(税込)の購入につき1ポイントが付与される。このポイントは1ポイント1円として、アクシージア公式オンラインショップおよび直営店舗(渋谷ヒカリエShinQs店を除く)で使用可能だ。

    さらに、新規会員登録キャンペーンとして、公式オンラインショップに新規登録した顧客に500ポイントを進呈している。このキャンペーンは2024年7月26日以降の新規会員が対象となる。

    顧客体験の向上とオムニチャネル戦略

    新ポイントシステムの導入は、アクシージアの顧客体験向上への取り組みの一環と見られる。オンラインとオフラインの境界を取り払うことで、顧客はより自由に、自分に合った方法で買い物を楽しむことができるようになる。

    この施策は、美容業界におけるオムニチャネル戦略の重要性を示唆している。消費者の購買行動が複雑化する中、オンラインとオフラインの連携は不可欠となっている。アクシージアの取り組みは、他の美容ブランドにも影響を与える可能性がある。

    LINEとの連携によるサービス拡充

    新システムでは、LINEアカウントとの連携も可能となった。顧客はLINEを通じてオンラインショップでの注文後の出荷通知を受け取ることができる。このサービスにより、顧客は注文状況をより簡単に把握できるようになる。

    アクシージアの今後の展開と業界への影響

    アクシージアは、今回のポイントシステム統一を皮切りに、さらなるサービス向上を目指している。マイページでのオンラインショップと直営店舗の購入履歴の一元管理など、顧客の利便性を高める機能も追加された。

    この動きは、美容業界全体にも波及効果をもたらす可能性がある。顧客のニーズに応じた柔軟なサービス提供が求められる中、アクシージアの取り組みは一つのモデルケースとなるかもしれない。

    対象店舗の拡大計画

    現在、新ポイントシステムの対象となる直営店舗は、AXXZIA GINZA SIX店、AXXZIA 京王百貨店新宿店、AXXZIA 大丸心斎橋店、AXXZIA 大丸心斎橋南館店の4店舗だ。しかし、アクシージアは対象店舗を順次拡大していく予定であると発表している。

    この拡大計画により、より多くの顧客が新ポイントシステムの恩恵を受けられるようになる。また、アクシージアのブランド認知度向上にも寄与する可能性がある。

    アクシージアのブランド戦略と国際展開

    アクシージアは2011年にエステサロン専売スキンケアブランドとして誕生した。2016年に発売された「ビューティーアイズ」シリーズは、中国を含むアジアで大ヒットを記録し、ブランドの成長を加速させた。

    現在、アクシージアは中国、シンガポールなどのアジア各国をはじめ、アメリカ、カナダ、オーストラリアなどでも展開している。国内外での知名度向上と共に、顧客サービスの充実を図る今回の施策は、ブランドの更なる成長を支える重要な一手となるだろう。

    日本国内での展開状況

    日本国内では、直営店舗に加え、百貨店やバラエティショップなど多くの店舗でアクシージア製品が販売されている。新ポイントシステムの導入は、これらの販売チャネルを有機的に結びつける役割を果たすと考えられる。

    今後、アクシージアがどのように国内外での展開を進め、顧客サービスを向上させていくかに注目が集まる。美容業界の競争が激化する中、アクシージアの革新的な取り組みは、業界全体に新たな風を吹き込む可能性を秘めている。

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