「Sales Marker」が新時代の営業手法イベントを開催、大企業の実践例を紹介

    画像:NewsPicks(https://newspicks.com/news/10268912/body/?utm_source=prtimes.jp&utm_medium=referral&utm_campaign=event_newspicks)より

    株式会社Sales Markerは、2024年8月27日に「大企業からコンサルまで。新時代の営業手法「インテントセールス」を体感せよ」と題したイベントを開催すると発表した。本イベントでは、インテントセールスの先進的な活用事例や今後の可能性について、パネルディスカッションやトークセッションを通じて深く掘り下げていく。

    目次

    イベント開催の背景と目的

    近年、BtoB企業の購買プロセスは複雑化の一途を辿っている。コロナ禍によるオンライン商談の普及が、この傾向に拍車をかけた。現在、企業の購買行動の約60%がWeb上で完結すると言われており、顧客のニーズ発生をいち早く捉え、適切なアプローチを行うことが、これまで以上に重要になっている。

    さらに、顧客ニーズの多様化やグローバル化による企業間競争の激化を背景に、特に大企業においては経営の多角化が求められるなど、全社戦略に大きな変革が迫られている。このような状況下で、Sales Markerは「インテントセールス」という新しい営業手法を提唱し、そのためのSaaSツールとして「Sales Marker」を提供してきた。

    インテントセールスの成果と普及

    「Sales Marker」は、サービス開始からわずか2年で400社以上の企業に導入され、大企業からスタートアップまで幅広く活用されている。導入企業からは、商談獲得率250%や売上300%といった高い成果が報告されており、持続的な事業成長を後押ししている。

    今回のイベントでは、セールス領域の最先端事例に精通したプロフェッショナルや、実際にインテントセールスを実践している企業の担当者を招いて、パネルディスカッションやトークセッションを行う。大企業におけるインテントセールスの現状や、今後の新たな可能性について探っていく予定だ。

    イベントの概要と注目ポイント

    イベントは、現地開催とオンラインでのアーカイブ配信の両方で実施される。参加費は無料だが、定員に達した場合は抽選制となる。開催日時は2024年8月27日(火)17:00から20:20までで、会場は渋谷ストリームホールとなっている。

    パネルディスカッションの内容

    イベントの中心となるパネルディスカッションは、「大企業が実践するインテントセールス戦略とは」というテーマで行われる。登壇者には、TORiX株式会社の代表取締役である高橋浩一氏、ボストンコンサルティンググループのパートナー&アソシエイト・ディレクターの石附洋徳氏、そしてSales Markerの代表取締役CEOである小笠原羽恭氏が名を連ねている。

    大企業がインテントセールスをどのように活用し、どのような成果を上げているのか、具体的な事例を交えながら議論が展開されると予想される。また、インテントセールスの導入に伴う組織的な課題や、それらをどのように克服したかについても、貴重な知見が共有されるだろう。

    トークセッションの焦点

    続くトークセッションでは、「データドリブン営業による大企業のパラダイムシフトとは」というテーマが設定されている。Sales Markerの取締役COOである荻原慎太郎氏をはじめ、インテントセールスを実践する複数の大企業担当者が登壇する予定だ。

    ここでは、データを活用した営業手法が大企業の営業プロセスをどのように変革しているのか、具体的な事例や数字を交えながら議論されると考えられる。特に、従来の営業手法とインテントセールスの違いや、導入によって得られた具体的な成果、さらには組織文化の変化などについて、深い洞察が得られることが期待される。

    インテントセールスの概要と特徴

    「インテントセールス」は、企業の検索行動から読み取れるニーズ(インテント)に基づいて、顧客起点で行う新時代の営業手法だ。この手法を実践することで、持続可能な事業成長が可能になるとSales Markerは主張している。

    インテントセールスの仕組み

    インテントセールスの核心は、「インテントシグナル」と呼ばれる顧客の興味関心を正確かつタイムリーに把握することにある。そして、適切な訴求軸を用いて、的確な部署や人物に「インテントアプローチ」(マルチチャネルアプローチ)を行う。この手法により、商談化率や受注確度を大幅に向上させることが可能だという。

    Sales Markerが提供する「Sales Marker」は、このインテントセールスを日本で初めて実現したSaaSツールとされている。510万件を超える法人データベースと企業のインテントデータを組み合わせることで、自社のサービスを求めている企業を見つけ出し、キーパーソンに直接アプローチすることができる。

    導入効果と将来展望

    「Sales Marker」の導入企業からは、売上230%増や成約率200%増といった高い成果が報告されている。大手通信会社や金融機関、人材企業、急成長中のスタートアップなど、幅広い業種・規模の企業で活用されている点も注目に値する。

    今後は、AIを活用したセールス手法の開発にも注力しており、全ての企業の成長に貢献することを目指している。このような技術革新が、営業・マーケティング領域にどのような変革をもたらすのか、業界関係者の注目を集めている。

    イベント参加の意義と期待される効果

    本イベントは、インテントセールスという新しい営業手法について、理論と実践の両面から学ぶ貴重な機会となるだろう。特に、大企業の事例を中心に据えていることから、組織規模の大きな企業におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の実態や課題、そしてその解決策について、具体的な知見を得られることが期待される。

    また、データドリブン営業がもたらす大企業のパラダイムシフトについての議論は、今後の営業戦略を考える上で重要な示唆を与えるものになるだろう。参加者は、自社の営業プロセスを見直し、効率化や成果向上の方策を考えるきっかけを得られるはずだ。

    さらに、現地参加者限定のオフレコQ&Aセッションや懇親会は、登壇者や他の参加者との直接的な交流の場となる。ここでは、公開セッションでは聞けない裏話や、より具体的な導入のポイントなどを聞くことができる可能性がある。

    インテントセールスやデータドリブン営業に興味を持つ企業の経営者や営業責任者、マーケティング担当者にとって、このイベントは見逃せない内容となっている。新しい営業手法の可能性を探り、自社の成長戦略を再考する絶好の機会となるだろう。

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