Brenthaven新型iPadキーボードケース、GIGAスクール第2期に向け関西教育ICT展で初披露

    Brenthaven Ruggedキーボードケース iPad 第10世代
    画像:PR TIMES(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000128323.html)より

    グレイスリンクス・エンタープライズ株式会社が、第10世代iPadに最適化された新型キーボードケース「Brenthaven Ruggedキーボードケース iPad 第10世代」を発表した。この製品は、文部科学省のGIGAスクール構想第2期端末調達計画に向けて開発されたもので、7月25日・26日に開催される第9回関西教育ICT展で日本初公開となる。

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    20年の実績を活かした革新的設計

    Brenthavenは20年以上にわたりApple Inc.と連携し、iPadやMacBook用の高性能耐衝撃保護ケースを提供してきた。この豊富な経験と技術を基に、日本の学習環境に特化して設計された本製品は、優れた衝撃吸収性能を持つiPad保護ケースとUSB-C有線接続キーボードを一体化させている。

    GIGAスクール構想第2期調達ガイドラインに適合するこの製品は、iPadをしっかり保護しながら、理想的なデジタル学習環境を提供する。学びを止めないための機能性と耐久性を兼ね備えた設計となっている。

    充実の機能と高い耐久性

    新型キーボードケースの特徴として、以下の点が挙げられる:

    • ケース内装USB-Cケーブルによる有線接続方式
    • 1.2メートルからの落下26回に耐える衝撃保護性能
    • 約600グラムの軽量設計
    • iPad充電用USB-Cポートと3.5mmヘッドホンジャックを装備
    • Brenthaven特許の折りたたみ式スタンドによる角度調節機能
    • いたずら防止と防水対策を施したパンタグラフ式メカニカルキーボード
    • 日本語配列キーボードにフルiPadOSショートカットキー列を搭載

    学校現場のニーズに応える設計

    本製品は、教育現場での使用を想定し、細部にまでこだわった設計となっている。例えば、幅広いサイズのタッチペンを収納できる一体型ペンシルホルダーや、資産管理票の確認を容易にする透明背面パネルなど、実際の使用シーンを考慮した機能が搭載されている。

    さらに、別売のショルダーストラップ取付にも対応しており、児童生徒の持ち運びの利便性にも配慮している。

    製品仕様と保証

    「Ruggedキーボードケース iPad第10世代」(製品型番:3003)の主な仕様は以下の通りだ:

    • 材質:ポリカーボネート・TPU・ABS
    • 寸法:273 (幅) x 213 (奥行) x 24 (高さ) mm
    • 質量:約600g

    保証に関しては、キーボードが1年間、ケースが5年間の通常使用による故障に対する標準保証が付帯する。加えて、落下などによる破損や故障も含む3年間または5年間の有償延長保証プログラムの販売も予定されている。

    発売時期と価格

    本製品の発売は2024年11月を予定しており、Apple Authorized Distributorを通じて国内出荷が開始される見込みだ。価格はオープンプライスとなっている。

    関西教育ICT展での展示内容

    第9回関西教育ICT展では、グレイスリンクス・エンタープライズが初めて自社ブランドブースを出展する。「Brenthaven Ruggedキーボードケース iPad 第10世代」の他、BrenthavenのiPad耐衝撃保護ケース、GumdropのChromebook耐衝撃保護ケース、学習用ヘッドホン、ヘッドセットなどが展示される予定だ。

    展示会詳細

    • 開催日程:2024年7月25日、26日(9:30~17:00)
    • 会場:大阪ATCホール(大阪府大阪市住之江区)
    • ブース番号:ICTエリア B302
    • 入場料:無料(事前登録制)

    今後の展開と業界への影響

    GIGAスクール構想の第2期に向けて開発されたこの新型キーボードケースは、教育現場のデジタル化をさらに促進する可能性がある。Brenthavenの高い技術力とグレイスリンクス・エンタープライズの日本市場における知見が融合した本製品は、学校における1人1台端末の有効活用に大きく貢献するだろう。

    教育ICT市場の競争が激化する中、耐久性と機能性を両立させたこの製品は、他社製品との差別化を図る上で重要な役割を果たすと考えられる。今後、similar製品の登場や、さらなる機能の拡張など、教育用デバイス市場の活性化が期待される。

    グレイスリンクス・エンタープライズの山川陽子代表取締役は、「本製品を通じて、児童生徒たちがより安全かつ効果的にデジタル学習に取り組める環境を提供できると確信している」と述べており、教育現場からの反響が注目される。

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