NTTが誇る最先端音響技術を結集した「nwm ONE」が音楽ライフスタイルを革命へ

    nwm ONE
    画像:nwm -ヌーム-(www2.nwm.global/article/one/)より

    NTTソノリティが7月18日、音響ブランド「nwm(ヌーム)」の最新フラッグシップモデル「nwm ONE(ヌーム ワン)」を発売した。この新製品は、オープンイヤー型オーバーヘッド耳スピーカーという新しいカテゴリーを確立し、音楽鑑賞の概念を根本から変える可能性を秘めている。NTTの最先端技術を駆使した「nwm ONE」は、音楽愛好家たちの間で大きな反響を呼びそうだ。

    目次

    革新的な設計で音楽体験を一新

    「nwm ONE」は、従来のヘッドホンやイヤホンとは一線を画す革新的な設計を採用している。オープンイヤー型でありながら、周囲への音漏れを最小限に抑える独自の技術を搭載しているのが最大の特徴だ。この製品は、音楽を楽しみながら周囲の音も聴こえるという、これまでにない音楽体験を提供する。

    従来のヘッドホンでは、高音質を追求するほど外部の音が遮断され、周囲との接点が失われがちだった。しかし「nwm ONE」は、音楽と現実世界を融合させる新しいアプローチを取っている。この製品が目指すのは、音楽に没頭するのではなく、音楽と共に日常生活を豊かにすることだ。

    NTT独自の音響技術が可能にした新体験

    「nwm ONE」に搭載された2つの核心的な技術が、この革新的な音楽体験を可能にしている。1つ目は「PSZ(パーソナライズドサウンドゾーン)」技術だ。この技術は、音波の位相を制御することで、耳元の一定エリアに音を閉じ込める。耳をふさがないオープンイヤー型でありながら、周囲への音漏れを最小限に抑えることができるのは、この技術のおかげだ。

    2つ目の技術は「Magic Focus Voice」だ。この技術は、周囲の雑音をカットし、ユーザーの声だけをクリアに捉える。オンライン会議や通話時に、相手に自分の声だけをクリアに届けることができる。これらの技術は、NTTグループの長年の研究開発の成果であり、「nwm ONE」の性能を他の追随を許さないレベルに引き上げている。

    高音質と快適な装着感の両立

    「nwm ONE」は、音質面でも妥協を許さない。新開発の2wayドライバーを搭載し、高音から低音まで幅広い周波数帯域を再現する。φ12mmツイータードライバーが伸びのある高域を、φ35mmウーファードライバーが低歪の低域を担当する。それぞれのドライバーは別々のアンプで駆動され、インテリジェントなDSP処理により、大音量でも歪みのない音声再生を実現している。

    装着感にも細心の注意が払われている。オーバーヘッド型でありながら、耳を密閉しない設計により圧迫感を軽減。約185gの軽量ボディで、長時間の使用でも疲れにくい。また、耳が蒸れにくいのも特徴だ。これらの特性により、長時間の音楽鑑賞や作業中の使用でもストレスフリーな体験が可能となっている。

    多彩な機能で幅広いニーズに対応

    「nwm ONE」は、最新の音楽再生技術にも対応している。360 Reality Audioに対応し、まるでライブ会場にいるような臨場感あふれる音楽体験を提供する。また、次世代Bluetooth規格であるLE AudioやAuracastにも対応し、将来的な拡張性も確保している。

    マルチポイント機能により、2台のデバイスを同時に接続可能。例えば、スマートフォンで音楽を聴きながら、PCからの通知も受け取ることができる。USB Type-Cケーブルを使用したUSBオーディオ接続にも対応しており、高音質での音楽再生が可能だ。

    バッテリー性能も優れており、最大20時間の連続再生が可能。急速充電機能により、5分の充電で1時間のリスニングが可能だ。これらの機能により、「nwm ONE」は日常生活のあらゆるシーンで活用できる万能な音楽デバイスとなっている。

    専用アプリでさらなる音質調整が可能

    「nwm ONE」の魅力をさらに引き出すのが、専用アプリ「nwm Connect」だ。このアプリを使用することで、パラメトリックイコライザーによる詳細な音質調整が可能となる。ユーザーの好みや聴く音楽のジャンルに合わせて、細かな音質調整ができるのだ。

    また、360 Reality Audio対応コンテンツを楽しむ際には、このアプリを通じて個人の聴感特性を解析し、最適な音場を作り出すことができる。これにより、まるで音楽に包まれているような、没入感のある音楽体験が可能となる。

    新しい音楽ライフスタイルの提案

    「nwm ONE」の登場は、単なる新製品の発売以上の意味を持つ。NTTソノリティは、この製品を通じて新しい音楽ライフスタイルを提案している。「没入」ではなく「共存(Co-being)」をコンセプトに掲げ、音楽を楽しみながら周囲とのコミュニケーションも大切にする、バランスの取れた音楽体験を提供しようとしているのだ。

    この考え方は、現代社会のニーズにマッチしていると言える。テレワークの普及により、自宅で仕事をしながら音楽を楽しむ人が増えている。また、街中を歩きながら音楽を聴く際も、周囲の音が聞こえることで安全性が高まる。「nwm ONE」は、こうした現代のライフスタイルに適合した製品と言えるだろう。

    今後の展開に注目が集まる

    「nwm ONE」の発売を皮切りに、NTTソノリティの今後の展開にも注目が集まっている。音響技術の分野でNTTグループが持つポテンシャルは計り知れず、今後も革新的な製品やサービスが登場する可能性が高い。

    音響業界の専門家からは、「nwm ONE」の登場により、ヘッドホン市場に新たな風が吹き込まれるのではないかという見方が出ている。従来のヘッドホンメーカーも、この新しい潮流に対応を迫られる可能性がある。

    「nwm ONE」は、7月18日より販売が開始された。価格はオープン価格となっており、Amazon直営店や楽天市場直営店、家電量販店などで購入可能だ。音楽愛好家たちの間で、この新しい音楽体験がどのように受け入れられるか、今後の動向が注目される。

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