FUNAIの新型液晶ディスプレイ FPM-24F170が登場、液晶テレビ技術を活かした鮮明な映像を実現

    FPM-24F170
    画像:FUNAI製品情報|船井電機株式会社(funai.jp/officeproducts/monitor/fpm-24f170/より)
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    船井電機がヤマダHDグループ向けに新モデルを発表

    船井電機が「FUNAI」ブランドの新たな液晶ディスプレイ「FPM-24F170」を発表した。このモデルは、ヤマダホールディングスグループとの独占販売契約に基づき、7月下旬から全国のヤマダホールディングスグループ店舗および「ヤマダウェブコム」で販売される予定だ。

    FPM-24F170は、24型のHISノングレアパネルを採用し、フルHD(1920×1080ドット)の高解像度を実現している。船井電機は長年にわたる液晶テレビ開発で培った独自の画質設定技術を活用し、鮮明で色彩豊かな映像表現を可能にしたと強調している。

    快適な視聴環境を追求した機能と設計

    ユーザーの目の健康を考慮した機能

    FPM-24F170には、ユーザーの目の健康を考慮した機能が搭載されている。ブルーライトフィルター機能により、長時間の使用による目の疲労を軽減し、フリッカーフリー技術によって画面のちらつきを抑制している。これらの機能により、長時間のPC作業や動画視聴でも快適な視聴環境を提供することが期待される。

    スタイリッシュで使いやすいデザイン

    本体デザインにも注目が集まっている。3辺フレームレスの狭額縁デザインを採用し、スタイリッシュな外観を実現した。また、チルト機能により下5度から上20度まで画面角度を調整できるため、ユーザーの好みや使用環境に合わせて最適な視聴ポジションを設定できる。

    高性能な仕様で幅広いニーズに対応

    FPM-24F170は、多様なユーザーニーズに応える高性能な仕様を備えている。16:9のアスペクト比、250カンデラの輝度、1000:1のコントラスト比により、鮮明で立体感のある映像を実現している。また、上下左右178度の広視野角により、様々な角度から画面を見ても色調の変化が少なく、快適な視聴が可能だ。

    応答速度は8ms、最大リフレッシュレートは100Hzと、動きの速いシーンでもスムーズな映像表示を実現している。これらの特性は、動画視聴やゲームプレイなど、多彩な用途に適している。

    使いやすさを追求した設計

    本体サイズは542(幅)×425(高さ)×188(奥行)mm、重量は3kg(スタンドを含む)と、設置場所を選ばないコンパクトな設計となっている。また、1W+1Wのステレオスピーカーを内蔵しており、外部スピーカーを接続しなくても十分な音質を楽しむことができる。

    市場での位置づけと今後の展望

    FPM-24F170の価格は19,580円と、高性能ながらも手頃な価格設定となっている。この価格帯で提供される機能や性能は、競合製品と比較しても十分な競争力を持っているといえる。

    ヤマダホールディングスグループとの独占販売契約は、FUNAIブランドの認知度向上と市場シェア拡大に寄与する可能性が高い。今後、船井電機がこの戦略的パートナーシップをどのように活用し、液晶ディスプレイ市場でのプレゼンスを高めていくか注目される。

    市場動向と消費者ニーズへの対応

    近年、テレワークやオンライン授業の増加に伴い、高品質な液晶ディスプレイへの需要が高まっている。FPM-24F170は、この市場トレンドに合致した製品と言える。特に、目の健康に配慮した機能や調整可能な設計は、長時間のPC作業を行うユーザーにとって魅力的な特徴となるだろう。

    また、ゲーミング市場の拡大に伴い、高リフレッシュレートや低応答速度を持つディスプレイへの需要も増加している。FPM-24F170の100Hzリフレッシュレートは、カジュアルゲーマーのニーズを満たす仕様といえる。

    結論

    船井電機の新型液晶ディスプレイFPM-24F170は、高画質、目に優しい機能、使いやすいデザイン、そして手頃な価格を兼ね備えた製品だ。ヤマダホールディングスグループとの独占販売契約により、幅広い消費者層へのアプローチが可能となり、FUNAIブランドの市場プレゼンス向上が期待される。

    今後、船井電機がこの製品ラインをどのように発展させ、変化する市場ニーズにどう対応していくのか、業界関係者や消費者から注目が集まるだろう。FPM-24F170の販売動向は、日本の液晶ディスプレイ市場の今後の方向性を示す重要な指標となる可能性がある。

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