リートンテクノロジーズジャパンは、7月12日より生成AI「リートン」のWeb版およびアプリにて、Anthropic社開発の最新モデル「Claude 3」を一般公開した。高速で正確な回答が可能な「Claude 3」は、画像認識機能「vision機能」を搭載しており、ユーザーは画像に基づいた質問や分析が可能となる。
Claude 3の特徴と機能
「Claude 3」は、Anthropic社が開発した最新の生成AIモデルだ。高速で正確な回答が特徴であり、画像認識機能も備えている。リートンでは、他の機能と同様に無料・無制限で提供される。
「vision機能」により、ユーザーは画像を認識させることができ、画像に基づいた質問や分析が可能となる。例えば、英語で書かれた記事や論文の翻訳、ウェブサイトのスクリーンショットを基にCSSとHTMLを活用したコードの作成などができる。
画像認識機能の使用方法
「Claude 3」の画像認識機能を使用するには、チャット機能をクリックし「Claude 3」を選択後、カメラまたは写真ボタンをタップして画像を添付する。この機能により、ユーザーはより多様な情報をAIに入力し、より豊富な回答を得ることができるようになった。
Wチャンスキャンペーンの開催
リートンテクノロジーズジャパンは、「Claude 3」の一般公開を記念して、「”Claude 3″ でWチャンス！キャンペーン」を2024年7月12日から7月21日まで開催する。このキャンペーンは、「Claude 3」の活用方法を理解できるだけでなく、Amazonギフト券が当たるチャンスもある。
キャンペーン内容
キャンペーンは2つの部分から構成されている。
1つ目は、「Claude 3」を利用するだけで応募完了となり、毎日抽選で10名にAmazonギフト券1,000円分がプレゼントされる。
2つ目は、リートン公式Xアカウントが毎日投稿する「Claude 3の使い方（ユースケース）」をリポストするか、実際にユースケースを試して引用リポストすることで応募できる。こちらも毎日抽選で10名にAmazonギフト券500円分がプレゼントされる。
キャンペーン参加方法
キャンペーンに参加するには、まずリートンに会員登録またはログインする必要がある。その後、「Claude 3」を利用するだけで自動的に1つ目のキャンペーンに応募完了となる。
2つ目のキャンペーンに参加するには、リートン公式Xアカウントをフォローし、毎日投稿される「Claude 3の使い方（ユースケース）」をハッシュタグ「＃クロード3使ってみた」をつけてリポストするか、ユースケースを実施した画面のスクリーンショットを引用リポストし、同じハッシュタグと共に投稿する。
Androidアプリの機能拡充
リートンは、AndroidアプリでもWeb版やiOSアプリと同様の機能を提供するべく、アップデートを行った。
Stable Diffusion 3の実装
今回のアップデートで、AndroidアプリでもStable Diffusion 3が利用可能となった。Stable Diffusion 3は、テキストを自由に追加でき、より高度な画像を生成することができるStability AI社提供の最新の画像生成モデルだ。
シェア機能の追加
また、iOSアプリのみで提供されていた「シェア機能」もAndroidアプリで利用可能となった。この機能により、ユーザーは生成した画像を簡単にSNSなどでシェアできるようになる。
リートンの成長と今後の展望
リートンは、グローバルで急速な成長を遂げている。累計ユーザー数は370万人を突破し、月間利用者数は220万人以上に達している。韓国内では、App StoreやGoogle Playストアで人気ランキング1位を獲得するなど、韓国最大の生成AIプラットフォームとしての地位を確立している。
日本市場への展開
リートンテクノロジーズジャパンは、2023年11月に日本法人を設立し、日本市場への本格的な進出を開始した。日本での「Claude 3」の一般公開とキャンペーン実施は、日本市場でのプレゼンス向上を狙った戦略の一環と言える。
技術革新への取り組み
リートンの親会社であるWrtn Technologies, Inc.は、生成AI分野での技術革新に積極的に取り組んでいる。2023年にはCESイノベーション賞を受賞し、世界経済フォーラムの「テクノロジー・パイオニア2024」にも選出されるなど、その技術力は国際的にも高く評価されている。
結論
「Claude 3」の一般公開とキャンペーン実施は、リートンの日本市場における存在感を高めるとともに、ユーザーに最新の生成AI技術を体験してもらう良い機会となるだろう。画像認識機能の搭載により、ユーザーはより多様な方法でAIを活用できるようになる。今後、リートンがどのような革新的な機能やサービスを提供していくのか、注目が集まる。
