ASUS、高性能ゲーミングマザーボード「TUF GAMING B760M-PLUS II」を発表、第14世代Core対応

    Intel B760
    画像:newsegg.com(www.newegg.com/global/ar-en/p/N82E16813119621)より

    ASUS JAPANが新たなゲーミングマザーボード「TUF GAMING B760M-PLUS II」を発表した。本製品は、最新のIntel B760チップセットを採用し、第14世代および第13世代のIntel Coreプロセッサーに対応する高性能モデルとなっている。6月28日より販売開始予定で、市場想定価格は26,980円だ。

    目次

    最新チップセットと高速メモリー対応で卓越したパフォーマンスを実現

    「TUF GAMING B760M-PLUS II」は、Micro ATXフォームファクターを採用しながらも、高い拡張性と優れた性能を両立させている。Intel B760チップセットを搭載し、LGA1700ソケットにより最新の第14世代Intel Coreプロセッサーをサポートすることで、ゲーミングPCの心臓部として十分な性能を発揮する。

    メモリー面では、DDR5-7800+MHzという高速なRAMに対応しており、最大192GBまで拡張可能だ。これにより、大容量かつ高速なメモリーを活用したゲーミングや、メモリー負荷の高い作業にも余裕で対応できる。

    ストレージオプションも充実しており、M.2スロットを3基、SATA接続を4基備えている。高速なNVMe SSDと大容量のSATA HDDを組み合わせるなど、用途に応じた柔軟なストレージ構成が可能となっている。

    最新規格に対応した拡張性と豊富な接続オプション

    拡張スロットは、最新のPCI Express 5.0 x16スロットを1基搭載。これにより、次世代のグラフィックスカードや高速ストレージデバイスを余裕を持って活用できる。加えて、PCI Express 4.0 x4スロット1基とPCI Express 3.0 x1スロット1基も用意されており、様々な拡張カードに対応可能だ。

    リアパネルのインターフェイスも充実しており、USB Type-C(20Gbps)やUSB Type-A(10Gbps)など、高速なUSB接続を複数備えている。また、2.5ギガビットLANポートを搭載しており、オンラインゲームや大容量ファイルの転送時に威力を発揮する。

    さらに、DisplayPortとHDMIポートを備えており、CPUの内蔵グラフィックスを使用する場合でも、複数のディスプレイ接続が可能となっている。

    ゲーマーのニーズに応える設計思想

    ASUSのTUFシリーズは、その名の通り「タフ」な設計で知られている。「TUF GAMING B760M-PLUS II」も例外ではなく、高品質な部品を使用し、長時間の負荷にも耐える設計となっていると考えられる。

    また、ゲーマー向けの機能として、サウンド関連の強化も行われているようだ。光デジタル出力を備えており、高音質なオーディオ体験を求めるユーザーにも対応している。

    市場への影響と今後の展望

    「TUF GAMING B760M-PLUS II」の登場により、ミドルレンジのゲーミングPC市場に新たな選択肢が加わったと言える。Intel B760チップセットを採用しながらも、PCI Express 5.0対応や高速USBなど、ハイエンド向けの機能を多く取り入れていることが特徴だ。

    価格面でも、26,980円という市場想定価格は、提供される機能と性能を考慮すると、競争力のある水準だと言えるだろう。このような製品の登場により、ゲーマーやPCエンスージアストたちが、より高性能なシステムを手頃な価格で構築できるようになると期待される。

    今後、他メーカーからも同様のポジショニングの製品が登場する可能性があり、ミドルレンジマザーボード市場の活性化につながるかもしれない。ユーザーにとっては、選択肢が増えることで、より自分のニーズに合った製品を選びやすくなるだろう。

    ASUSの「TUF GAMING B760M-PLUS II」は、最新技術と信頼性、そして手頃な価格を兼ね備えた製品として、多くのPC自作派やゲーマーの注目を集めることになりそうだ。

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