AVIOTの新作オープンイヤーイヤホン「Openpiece TE-H1」が音楽体験を革新

    Openpiece TE-H1
    画像:AVIOT(aviot.jp/press/te-h1/)より

    プレシードジャパンは、AVIOTブランドの最新オープンイヤーイヤホン「Openpiece TE-H1」を2024年7月2日に発売すると発表した。この新製品は、オーディオ愛好家の間で注目を集めており、日常生活における音楽体験を大きく変える可能性を秘めている。

    目次

    革新的な音響技術が実現する卓越した音質

    「Openpiece TE-H1」は、AVIOTが長年培ってきた音響技術の集大成と言える製品だ。新たに開発された14.2mmの大口径ドライバーは、合成樹脂とパルプファイバーのハイブリッド振動板を採用している。この組み合わせにより、低歪みで均衡の取れた音響特性を実現し、オープンイヤー型ならではの開放感あふれるサウンドを提供する。

    さらに注目すべきは、「マルチダクト構造」と呼ばれる独自の音響設計だ。この構造は、メインダクト、サブダクト、アッパーダクトの3つのダクトを巧みに配置することで、コンパクトな筐体ながら驚異的な音質を実現している。メインダクトがドライバーからの直接音を伝達する一方、サブダクトはドライバー後方の音を活用して音の広がりを増幅する。そして、アッパーダクトは音響インピーダンスを最適化しつつ、不要な音漏れを抑制する役割を果たす。

    この革新的な設計により、「Openpiece TE-H1」は従来のオープンイヤーイヤホンの概念を覆す音質を実現している。音楽愛好家にとっては、まるで高級ヘッドホンを装着しているかのような没入感を、日常の中で手軽に体験できるようになるだろう。

    使用シーンに応じた柔軟な音響モード

    「Openpiece TE-H1」の特筆すべき機能の一つが、状況に応じて切り替え可能な3つの音響モードだ。デフォルトの「高音質モード」に加え、「音漏れ抑制モード」と「音量優先モード」が用意されている。

    「音漏れ抑制モード」は、電車内や静かな環境など、周囲への配慮が必要な場面で威力を発揮する。音量はそのままに音漏れを最小限に抑えるこのモードは、公共の場での使用時に特に重宝するだろう。

    一方、「音量優先モード」は騒がしい環境下での使用を想定している。このモードは2024年7月中に専用アプリ「AVIOT SOUND ME」を通じてアップデートされる予定だ。

    これらのモードを駆使することで、ユーザーはあらゆる環境下で最適な音楽体験を享受できる。日常のどんな場面でも、状況に応じて柔軟に音響設定を調整できる点は、「Openpiece TE-H1」の大きな魅力と言えるだろう。

    快適な装着感を追求した人間工学的デザイン

    「Openpiece TE-H1」の開発チームは、音質だけでなく装着感にも徹底的にこだわった。その結果生み出されたのが、独自の「ヘリカルイヤーフック」形状だ。人間工学に基づいて設計されたこのフックは、耳を優しく包み込むように装着できる。

    さらに、高強度の形状記憶合金とリキッドシリコンを組み合わせた耳掛けフックは、耐久性と快適さを両立している。このフックは極限までスリム化されており、長時間の使用でも耳への負担を最小限に抑える工夫が施されている。

    また、メガネやマスクとの併用も考慮されている点も見逃せない。これらのアイテムと同時に使用しても違和感なく装着できるよう、細部にまで配慮がなされているのだ。

    結果として、「Openpiece TE-H1」は「着けていることを感じさせない」ほどの装着感を実現している。この快適さは、長時間の音楽視聴や通話を行う際に特に重宝するだろう。

    高品質な通話機能とバッテリー性能

    「Openpiece TE-H1」は音楽再生だけでなく、通話機能にも優れている。AI技術を活用したアルゴリズムにより、話し声と周囲のノイズを的確に判別・除去する高品質通話用マイクを搭載。クリアな音声でのコミュニケーションが可能だ。

    バッテリー性能も特筆に値する。イヤホン単体で最大12時間、充電ケース込みで最大42時間の連続再生が可能だ。通話時間も最大6時間と、ビジネスユースでも十分な持続時間を確保している。さらに、急速充電機能により約10分の充電で最大60分の連続再生が可能となる。

    これらの機能により、「Openpiece TE-H1」は音楽鑑賞からビジネス通話まで、幅広いシーンで活躍する万能なイヤホンとなっている。

    洗練されたデザインと高い機能性

    「Openpiece TE-H1」のデザインは、機能性と美しさを両立している。イヤホン本体の肌に触れる部分には柔軟性に優れたリキッドシリコンを採用。一方、フェイスプレートとテール部には、艶感のある塗装や高級感を演出する金属蒸着を施した樹脂成型のパーツを使用している。

    結果として、「Openpiece TE-H1」は上質な外観と高い機能性を兼ね備えた製品となった。ブラック、ドーンネイビー、シルバーの3色展開も、ユーザーの好みや使用シーンに合わせて選択できる点で評価できる。

    最新の接続技術とユーザビリティ

    「Openpiece TE-H1」は、最新のBluetooth 5.3規格に対応している。これにより、安定した接続と低遅延を実現。さらに、SBC、AAC、LDACのコーデックをサポートしており、高音質な音楽再生が可能だ。

    また、マルチポイント機能により複数のデバイスとの接続が可能。仕事用と私用のスマートフォンを使い分けるユーザーにとっては、非常に便利な機能と言えるだろう。

    IPX4相当の防水機能も搭載されており、軽い雨や汗を気にせず使用できる。アウトドアでの使用や運動中の装着も安心だ。

    結論:日常を彩る革新的イヤホン

    「Openpiece TE-H1」は、オープンイヤーイヤホンの新たな可能性を示す製品だと言える。高音質、快適な装着感、多彩な機能を兼ね備え、様々なシーンで活躍する。

    税込16,940円という価格設定は、その性能を考慮すると非常に魅力的だ。音楽愛好家はもちろん、日常的に音楽を楽しみたい一般ユーザーにとっても、検討に値する製品と言えるだろう。

    7月2日の発売に先立ち、6月25日から予約受付が開始される。オーディオ市場に新たな風を吹き込むこの製品が、どれほどの反響を呼ぶか注目される。

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