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スーツアップ、上場準備担当者向け無料モニター募集開始
株式会社スーツは、経営支援クラウド「Suit UP」(スーツアップ)の上場準備担当者向け無料モニターを3社限定で募集している。スーツアップは、チームでのタスク管理を簡単かつ継続的に行えるプロジェクト管理ツールだ。今回の募集は、上場を目指すスタートアップ企業のニーズに応えるための取り組みとなる。
無料モニターの応募期間は2024年11月21日から11月30日まで。条件として、上場準備担当者がプロジェクト責任者として参加することが求められる。選ばれた3社は、2025年3月までの月額利用料が免除される特典を得られる。
スーツアップの特徴と開発状況
スーツアップは2023年9月にα版、2024年4月にβ版をリリースした。現在のβ版では、タスク・組織・コミュニケーション・分析の基本機能に加え、タスク雛型や期限通知、定型タスクなどの独自機能が実装されている。特に上場準備のタスク雛型が追加されたことで、上場を目指す企業からの注目度が高まっている。
株式会社スーツは、2025年春の正式版リリースに向けて、今回の無料モニターからのフィードバックを活用し、さらなる機能改善を進める方針だ。「かんたん!毎日続けられる!チームのタスク管理」というコンセプトの実現に向けて、開発を加速させる狙いがある。
料金プランと今後の展望
スーツアップの料金プランは、ユーザー数に応じて2種類用意されている。スタンダードプランは1人あたり月額1,080円(税別)、10名以下の組織向けのスタータープランは1人あたり月額500円(税別)となっている。現在はβ版スタートキャンペーンとして、2024年12月31日までは初期費用が無料となっている。
株式会社スーツは2022年12月に設立されたベンチャー企業で、経営支援クラウド事業を主軸としている。累計資金調達額は2億1300万円を超え、複数のベンチャーキャピタルや投資ファンドが出資している。
スーツアップの開発は、表計算ソフトのような操作性を持ちながら、チームの業務を可視化し、タスクの抜け漏れや期限遅れを防ぐことを目指している。効率的なタスク管理を通じて、業務改善やコスト削減にも貢献することが期待されている。
今回の無料モニター募集は、上場準備という具体的なニーズに応える機能開発を加速させる契機となる可能性がある。スーツアップが今後、スタートアップ企業の成長をサポートする重要なツールとして定着するか、その展開に注目が集まっている。