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星街すいせい初のライブツアー「Spectra of Nova」さいたまスーパーアリーナ公演レポート
ホロライブ0期生の星街すいせいが、初の全国ツアー「Hoshimachi Suisei Live Tour 2024 “Spectra of Nova”」の幕開けとなるさいたまスーパーアリーナ公演を11月14日に開催した。ツアーハッシュタグ「#かけめぐるほしまち」の通り、過去2回の東京単独公演を経て、より多くのファンに会いに行く意欲的な取り組みとなった。
オープニングから観客を魅了するパフォーマンス
ライブは個人勢時代の「comet」から始まり、1stアルバム『Still Still Stellar』、2ndアルバム『Specter』の楽曲をミックスしたオープニングBGMが流れた。ガラスの靴の登場を合図に「ビビデバ」のEDMアレンジが鳴り響き、星街すいせいが「駆けろ」を歌唱。会場は大歓声に包まれた。
2曲目「灼熱にて純情(wii-wii-woo)」では、8本のファイアーボールと炎に包まれたステージで圧巻のパフォーマンスを披露。新曲「AWAKE」では、EDM、トラップ、ポップスが融合したサウンドに乗せて「変化」と「革命」への決意を歌い上げた。
多彩な表現力で魅せる星街すいせいの世界
MCでは自然体な姿勢で会場を沸かせ、YouTubeでの「AWAKE」MV待機所をステージ上で作成するなど、ファンとの距離感の近さを感じさせた。
4曲目「Je t’aime。」からは1stソロライブの衣装に着替え、アイドルモードに。「Starry Jet」では会場がディスコ仕様に変貌し、カラフルな演出で観客を魅了した。
さいたま公演のゲストとして、Hoshimatic Projectが「GET THE CROWN」を披露。フォーメーションダンスとクールな歌唱で会場を沸かせた。
感動と興奮の連続、ライブの盛り上がり
中盤以降も、YOASOBIのAyase提供曲「みちづれ」や、Kanariaとのコラボ曲「ネバーフィクション」など、多彩な楽曲を披露。大ヒット曲「ビビデバ」では新衣装を披露し、4人の分身とのダンスで会場を熱狂させた。
アンコールでは代表曲「天球、彗星は夜を跨いで」と「Stellar Stellar」を熱唱。ラストは恒例の「すいちゃんは~?」「今日もかわいい!!」で締めくくった。
エンドロールでは、2025年1月に3rdアルバム『新星目録』の発売と、2月の日本武道館公演開催が発表され、会場は大歓声に包まれた。
星街すいせいの音楽性と表現力の幅広さを存分に感じられるライブとなり、バーチャルアイドルの未来を切り開く彼女の姿勢が印象的だった。今後の活動にも期待が高まる公演となった。