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中小企業のDX成功へ、スーツが無料セミナー開催 – タスク管理習慣化のカギを伝授
株式会社スーツは、2024年11月22日19時より、オンラインでスーツアップ・セミナー「チームのタスク管理を習慣化させる」を無料開催する。このセミナーでは、中小企業のDX推進において重要となるタスク管理の習慣化について、同社代表取締役社長CEOの小松裕介氏が講演を行う。
中小企業の生産性向上を阻む非効率なタスク管理の実態
近年、多くの中小企業がDX推進に取り組んでいるが、その成功の鍵を握るのがタスク管理の効率化だ。株式会社スーツの試算によると、30名規模の企業で1日2回8分の進捗確認を行うだけで、月間119万円ものコストが発生する可能性がある。この非効率な状況を改善するため、チームでのタスク管理導入が急務となっている。
しかし、株式会社ヌーラボの調査によれば、多くの企業が個人レベルのタスク管理ツールに依存しており、チーム全体でのタスク管理を実践している企業は少数派だ。「メールやカレンダー機能」(31.2%)、「手書きのメモや手帳、ノート」(30.6%)など、個人向けツールの利用が主流となっている一方、チーム向けの「Excelやスプレッドシート」(25.2%)や「タスク管理専用ツール」(11.7%)の導入率は低迷している。
スーツアップがもたらす効率的なタスク管理の実現
このような課題に対応するため、株式会社スーツは経営支援クラウド「Suit UP(スーツアップ)」を提供している。スーツアップは、チームで簡単に利用できるプロジェクト・タスク管理ツールで、表計算ソフトのような操作感覚で業務の可視化を実現する。タスクの抜け漏れや期限遅れを防ぎ、業務効率化とコスト削減を同時に達成できる。
2024年4月からβ版の提供を開始したスーツアップは、基本的なタスク管理機能に加え、タスク雛型や期限通知、定型タスクなど、日々の業務に組み込みやすい機能を搭載している。料金プランは、スタンダードプランが1人あたり月額1,080円(税別)、10名以下の組織向けにはスタータープランも用意されている。
セミナーで学ぶタスク管理習慣化のポイント
今回のセミナーでは、株式会社スーツの代表取締役社長CEO小松裕介氏が講師を務める。小松氏は約20年にわたり中小企業のバリューアップに従事し、複数の企業でチームのタスク管理を導入してきた実績を持つ。セミナーでは、中小企業DXの成功に不可欠な習慣化のポイントと、チームでのタスク管理を定着させるための具体的な方法論を解説する。
参加者は、中小企業の実情に即した事例紹介を交えた講演を通じて、自社のタスク管理改善に直接活かせる知見を得ることができる。セミナーは45分間で、30分の講演と15分の質疑応答で構成される。参加希望者は専用の登録フォームから申し込むことができる。
株式会社スーツは、このセミナーを皮切りに、中小企業がチームのタスク管理を容易に導入・運用できるよう、継続的な情報提供と支援を行っていく方針だ。DX時代における中小企業の競争力強化に向けて、効率的なタスク管理の普及を目指す同社の取り組みに、今後も注目が集まりそうだ。