ネオトーキョーの新型ドラレコ「ミラーカム3 GPS」にGPS付きモデルが登場

    ミラーカム3 GPS
    画像:NEOTOKYO STORE(/neotokyo.store/products/mrc2024)より
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    爆光液晶が日中の視認性を大幅に向上

    ネオトーキョーが発売したデジタルミラー型ドライブレコーダー「ミラーカム3」のGPS搭載モデルが、自動車用品市場に新たな風を吹き込んでいる。従来のミラー型ドライブレコーダーが抱えていた晴天時の視認性の問題を、高輝度液晶の採用によって解決したことが大きな特徴だ。

    液晶画面の輝度を大幅に向上させたことで、太陽光の下でもクリアな映像を表示できるようになった。オープンカーで走行中でさえ、問題なく画面を確認できるレベルの明るさを実現している。ドライバーの安全性と利便性を両立させた画期的な製品と言えるだろう。

    自動輝度調整機能がドライバーの負担を軽減

    高輝度液晶の採用に伴い、夜間やトンネル内での使用時に眩しさが問題になる可能性があった。しかし、ネオトーキョーはその点も考慮し、本体前面に自動輝度調整センサーを搭載している。

    周囲の明るさに応じて画面の輝度を自動的に調整することで、ドライバーが手動で設定を変更する手間を省いている。昼夜を問わず快適な視認性を維持できる点は、長時間の運転を行うドライバーにとって大きなメリットとなるだろう。

    GPS機能の追加がもたらす新たな可能性

    今回のGPS機能の追加により、「ミラーカム3」の用途がさらに広がった。事故発生時の正確な位置情報、時刻、速度の記録が可能になったことで、保険会社や警察への報告がより正確かつ迅速に行えるようになる。

    また、専用のプレイヤーソフトを使用することで、走行経路を地図上で再現できる機能も追加された。この機能は、ドライバーの運転習慣の分析や、効率的な経路選択のためのデータ収集に活用できる可能性がある。

    既存ユーザーへの配慮が見られるアップグレードオプション

    ネオトーキョーは既存の「ミラーカム3」ユーザーに対しても、GPS機能を追加できるオプションを用意している。「GPS受信機+二股シガーソケット電源ケーブル」を3,480円(税込)で購入することで、本体を買い替えることなくGPS機能を追加できる。

    この対応は、既存ユーザーへの配慮と同時に、環境への配慮も感じられる。不要な電子機器の廃棄を減らし、既存製品の長期使用を促進する姿勢は、持続可能な製品開発の観点から評価できるだろう。

    価格設定の妥当性と市場への影響

    GPS機能付きモデルの価格は35,800円(税込)と、既存モデルより3,000円高く設定されている。GPS機能の追加による価格上昇は妥当な範囲内であり、多くのユーザーにとって受け入れやすい価格設定だと考えられる。

    一方で、GPSなしの既存モデルも32,800円(税込)で継続販売されている。この価格帯は、高機能なドライブレコーダーとしては比較的手頃な部類に入る。競合他社の製品と比較しても、コストパフォーマンスの高さが際立っており、市場シェアの拡大が期待できるだろう。

    今後の展開と業界への影響

    ネオトーキョーの「ミラーカム3 GPS」の登場により、ドライブレコーダー市場全体の技術革新が加速する可能性がある。高輝度液晶とGPS機能の組み合わせは、今後のスタンダードになっていくかもしれない。

    さらに、GPS機能を活用した新たなサービスの登場も期待される。例えば、複数の車両の位置情報をリアルタイムで共有するフリート管理システムや、走行データを基にした保険料算定サービスなど、様々な可能性が考えられる。

    ネオトーキョーの革新的な製品開発は、ドライブレコーダー業界全体に良い影響を与えるだろう。ユーザーにとってより安全で便利な製品が次々と登場することで、自動車社会全体の安全性向上につながることが期待される。

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