トレジャーデータ、Communeを活用しCDPユーザーコミュニティを刷新 世界規模の知見共有へ

    画像:PR TIMES(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000266.000036356.html)より
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    トレジャーデータがCommuneを導入 顧客データ活用の新たな展開

    トレジャーデータ株式会社が運営する顧客データ活用サービス「Treasure Data CDP」のユーザーコミュニティが、大きな転換期を迎えた。コミュニティサクセスプラットフォーム「Commune(コミューン)」の導入により、ユーザー間の交流と知識共有が新たな段階に進化する。この動きは、顧客データ活用の領域において、より効果的な情報交換と問題解決を促進すると期待されている。

    トレジャーデータは、Connected Customer Experiences(洗練された一貫性のある顧客体験)の提供を通じて、企業の収益向上とコスト削減を支援してきた。カスタマーデータプラットフォーム(CDP)のパイオニアとして、AIとリアルタイム技術を駆使し、顧客体験の最適化に取り組んでいる。世界400社以上の企業に採用されているトレジャーデータのCDPは、顧客データを最大限に活用する力を提供し続けている。

    Treasure Data Rockstars コミュニティの進化

    ユーザー主導のコミュニティから企業支援型へ

    「Treasure Data Rockstars」は、Treasure Data CDPのユーザーが集うコミュニティだ。ユーザー同士が顧客データ活用の知見を共有し、課題解決のヒントを得られる場として機能している。このコミュニティの特徴は、単なる情報交換の場にとどまらず、顧客体験向上への取り組みを加速させるきっかけを提供する点にある。

    コミュニティの歴史は2015年にさかのぼる。当初はユーザー有志によって立ち上げられ、クローズドな環境で親密な交流が行われていた。しかし、新型コロナウイルスの影響により、従来の対面式交流が困難となった。この状況を受け、ユーザーからの要望を基に、2024年3月に新たな形でコミュニティを再始動させた。

    オンラインコミュニティがもたらす新たな可能性

    トレジャーデータのグローバル展開に伴い、世界各地にコミュニティが存在している。時差や地理的制約を超えて、世界中の知見にアクセスできるオンラインコミュニティの重要性が高まっている。Communeの導入は、このグローバルな知識共有を実現するための重要なステップとなる。

    将来的には、オンラインコミュニティを真にグローバルな規模で機能するプラットフォームへと進化させる計画だ。世界中のユーザーをつなぎ、時間や場所の制約なく、最新の情報や優れた実践例を共有できる環境の構築を目指している。

    Communeがもたらす顧客データ活用の新時代

    コミュニティ運営の効率化と活性化

    Communeは、コミュニティの立ち上げから活性化までをトータルでサポートするプラットフォームだ。トレジャーデータがCommuneを採用したことで、Treasure Data Rockstarsの運営効率が大幅に向上すると予想される。ユーザー間のコミュニケーションがよりスムーズになり、情報の流通が活発化することで、コミュニティ全体の価値が高まる。

    グローバルな知見の集約と活用

    Communeの導入により、世界各地のTreasure Data CDPユーザーの知見を一元的に集約し、共有することが可能となる。これにより、地域ごとの成功事例や課題解決のアプローチを、グローバルな視点で分析し活用できるようになる。結果として、顧客データ活用の質が全体的に向上し、各企業の競争力強化につながると期待される。

    顧客データ活用の未来像

    AIとコミュニティの融合

    トレジャーデータのCDPは、AIとリアルタイム技術を核として進化を続けている。Communeを通じたユーザーコミュニティの強化は、このAI技術との相乗効果を生み出す可能性がある。例えば、コミュニティ内で共有される知見をAIが分析し、より高度な顧客データ活用の手法を提案するといったシナリオが考えられる。

    データドリブンな企業文化の醸成

    Treasure Data RockstarsとCommuneの組み合わせは、単なる技術的なサポート以上の価値を提供する。ユーザー企業内でのデータドリブンな意思決定文化の醸成を促進し、組織全体の競争力向上につながる可能性がある。コミュニティを通じて、データ活用の成功事例や課題解決のアプローチが共有されることで、各企業のデータ戦略がより洗練されていくだろう。

    トレジャーデータによるCommuneの導入は、顧客データ活用の領域に新たな展開をもたらす。グローバルな知見の共有と、コミュニティを通じた継続的な学習環境の提供により、Treasure Data CDPユーザーの競争力が一層高まることが期待される。今後、このコミュニティがどのように発展し、顧客データ活用の未来をどう形作っていくのか、注目が集まる。

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