エヴァワットとワンネスアースが共同開発、自己信頼と共創を促す「Hasi-Watasi」プラットフォームが始動

    画像:PR TIMES(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000125299.html)より

    2024年9月21日、合同会社エヴァワットとワンネスアース株式会社が共同で、新たな共感プラットフォーム「Hasi-Watasi」をリリースした。従来のevawatをリニューアルし、個人の自己信頼を深め、他者との信頼関係を築きながら、共感・共創を通じて未来を共につくり上げることを目指している。

    目次

    社会起業家支援から生まれた共感プラットフォーム

    エヴァワットの代表である城貝忠仁氏は、SVP東京での社会起業家との関わりから、社会貢献に対するやりがいを見出し、evawatの提供を開始した。人々が繋がりやすいシステムを目指してきたevawatだが、2024年5月にワンネスアース株式会社との出会いがきっかけとなり、両社のビジョンと提供したいサービスの共通点が浮き彫りになった。

    両社の強みを活かすことで、より良いサービスの提供が可能になると判断し、共同提供に至った経緯がある。ワンネスアース株式会社は「愛と調和のある地球を創造する」というビジョンのもと、ソーシャルビジネスの事業企画やマーケティング支援を行ってきた実績を持つ。

    進化するプラットフォームの特徴

    Hasi-Watasiは、従来のevawatの機能を基盤としながら、より深い自己理解と他者との共感を促進するツールへと進化を遂げている。具体的には、個人プロフィールの充実や、自己認識ツールCOREとの連携など、ユーザーの内面的成長をサポートする機能が追加されている。

    また、イベントのハイブリッド開催対応や、各種SNSとの連携機能など、オンラインとオフラインを融合させたコミュニティ形成支援にも力を入れている。従来のevawatユーザーにとっては、契約元や利用料金プラン、利用可能な機能に変更はないため、スムーズな移行が期待できる。

    ユーザビリティ向上への取り組み

    Hasi-Watasiの開発チームは、ユーザーからのフィードバックを重視し、迅速な改善に取り組む姿勢を示している。2024年9月末までには、ユーザーインターフェースの一部リニューアルを予定しており、より直感的な操作が可能になると見込まれる。

    2024年12月から2025年春にかけての大規模アップデート

    2024年12月から2025年春にかけては、さらに大規模なアップデートが予定されている。ユーザーインターフェースの全面リニューアルに加え、既存の不具合の改修も行われる。また、外部サービスとの連携機能が大幅に強化され、Googleカレンダーへの自動登録やFacebookイベントページの自動作成、動画配信ツールのURL自動生成、各種SNSへの自動投稿設定などが可能になる。

    個人プロフィールの充実も図られ、自己認識ツールCOREとの連携が実現する。COREは株式会社AZentが提供する自己認識ツールで、ユーザーの自己理解を深めるのに役立つと期待されている。

    2025年夏以降の展望

    2025年夏以降も、Hasi-Watasiの進化は続く。個人プロフィールにさらなる機能が追加され、内省ツールや性格診断ツール、統計学ツールとの連携が予定されている。検索機能も大幅に強化され、商品やサービス、プロジェクト、クラウドファンディング、店舗などの検索が可能になる。

    さらに、マップ検索やカレンダー検索機能の追加、AI分析によるレコメンド機能の実装も計画されている。決済機能も充実し、電子マネーや地域通貨への対応も視野に入れている。

    ソーシャルビジネス支援の新たな可能性

    Hasi-Watasiの登場は、ソーシャルビジネス支援の新たな可能性を示唆している。自己信頼と共創を促進するプラットフォームの存在は、社会起業家や社会貢献に関心のある個人にとって、大きな力となる可能性がある。

    特に、AIによるレコメンド機能や詳細な検索機能は、適切なパートナーや支援者とのマッチングを容易にし、プロジェクトの成功確率を高める可能性がある。また、決済機能の充実は、クラウドファンディングや寄付の促進にもつながるだろう。

    Hasi-Watasiの今後の発展が、日本のソーシャルビジネス界にどのような影響を与えるか、注目が集まっている。エヴァワットとワンネスアースの共同プロジェクトが、社会課題解決の新たな糸口となることが期待される。

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