DeNAのPococha、MUSIC CITY TENJIN 2024と特別プログラムを展開

    画像:PR TIMES(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000135.000013971.html)より
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    福岡・天神の音楽イベントとPocochaがコラボレーション

    株式会社ディー・エヌ・エーが運営するライブコミュニケーションアプリ「Pococha(ポコチャ)」は、2024年9月28日と29日に福岡・天神で開催される「MUSIC CITY TENJIN 2024」(MCT2024)とのコラボレーションを発表した。この特別プログラムは「音楽でつながる、ライブ配信でつながる」をテーマに、天神の街を盛り上げることを目的としている。

    Pocochaは、MCT2024の開催に向けて、前日から「MCT前夜祭ライブ配信 by Pococha」を実施する予定だ。福岡のテレビ・ラジオ4局と協力し、Pocochaを活用して各音楽ステージの見どころや舞台裏のエピソードを紹介する。各局のパーソナリティやPocochaライバーが交代で配信を行い、イベントへの期待を高める狙いがある。

    イベント当日の特別プログラム内容

    「Music Pococha LIVE!!-MUSIC CITY TENJIN 2024-」の開催

    イベント当日には、Pocochaライバー3名が「Music Pococha LIVE!!-MUSIC CITY TENJIN 2024-」に出演する。会場は天神の中心部に位置する「ソラリアプラザ」1Fゼファで、熱気あふれる演奏を披露する予定だ。このライブは、Pocochaのプラットフォームを通じて育ったアーティストたちが、リアルな舞台で実力を発揮する貴重な機会となる。

    「スペシャルトークショー by Pococha」の開催

    ライブ配信の魅力と現状を語る「スペシャルトークショー by Pococha」も開催される。ゲストにはHKT48の渕上舞さんやお笑い芸人のノボせもんなべさんらを迎え、ライバーという地方における新しい働き方や、ライブ配信における応援がもたらす価値について議論する。このトークショーは、デジタル時代における新たなエンターテインメントの形と、それが地域社会にもたらす影響について考える機会を提供するだろう。

    MUSIC CITY TENJINの歴史と今回の開催の意義

    MUSIC CITY TENJINは、2002年から開催されている九州最大級の音楽イベントだ。天神の街の活性化と福岡の音楽的環境の向上を目指して始まり、2019年度には10万人以上の来場者を記録した。しかし、その後のコロナ禍によりオンライン開催や中止を余儀なくされた経緯がある。

    今回のMCT2024は、5年ぶりの現地開催となり、福岡・天神に音楽の熱狂が戻ってくることを意味する。記念すべき20回目の開催となる今回は、「音楽でつながろう。」をテーマに掲げ、従来の音楽の楽しみ方に加え、新たな試みも多数実施される。

    国際的な展開と地域開発との連携

    MCT2024では、岸田繁(くるり)や田島貴男(Original Love)らの出演に加え、台湾の音楽フェス「NeonOasis」からのアーティスト招へいなど、国際的な要素も取り入れられる。この取り組みは、音楽を通じた文化交流の新たな可能性を示すものだと言える。

    また、「天神ビッグバン」と呼ばれる再開発プロジェクトが進行中の天神エリアで開催されることも注目に値する。このプロジェクトは、規制緩和を活用して天神地区に新たな空間と雇用を創出する官民連携の取り組みだ。MCT2024は、この再開発の流れに乗って「未来の天神の街を、より豊かにする」ための文化的側面を担うイベントとして位置づけられている。

    PocochaとMUSIC CITY TENJINの相乗効果

    Pocochaは「Live Link Life」をミッションとして掲げており、人と人、心と心、その時にしか訪れない瞬間の「つながり」や、そこから生まれる「よろこび」を提供することを目指している。この理念は、人と人が奏でる音楽をきっかけに絆を育み、天神という街に新たな賑わいをもたらそうとしているMUSIC CITY TENJINの方向性と深く共鳴する。

    両者のコラボレーションにより、リアルな音楽イベントとデジタルプラットフォームの融合が実現する。この取り組みは、音楽イベントの新しい形を模索する試みとして、今後の音楽産業やイベント業界に影響を与える可能性がある。

    今後の展望と期待される効果

    PocochaとMUSIC CITY TENJINのコラボレーションは、単なる一過性のイベントではなく、地域活性化と新しいエンターテインメントの形を探る継続的な取り組みの一環として捉えることができる。この試みが成功すれば、他の地域や音楽イベントでも同様の取り組みが広がる可能性がある。

    また、ライブ配信を通じて地方の才能ある個人が全国的に活躍できる機会を提供するというPocochaの特徴は、地方創生の新たな形として注目される可能性もある。音楽イベントとライブ配信の融合は、地域の魅力を全国に発信する効果的な手段となり得るだろう。

    福岡・天神でしか感じられない喜びと感動の重なりを、現地とオンラインの両方で体験できる今回のイベントは、音楽ファンにとって新しい体験となることが期待される。同時に、この取り組みが音楽イベントの未来形を示す先駆的な例となり、エンターテインメント業界全体に影響を与える可能性を秘めている。

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