アイリッジのCo-Assign、NTTデータNJKが導入で生産性33%向上へ

    画像:PR TIMES(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000482.000011255.html)より
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    NTTデータNJKがプロジェクト管理のDXを推進

    株式会社アイリッジが提供する開発リソース最適化プラットフォーム「Co-Assign」が、株式会社NTTデータNJKに導入された。NTTデータNJKは、マンション管理組合向けのソリューション「FMS-マンション管理シリーズ」を提供しており、開発プロジェクトの効率化を図るためにCo-Assignを採用した。

    NTTデータNJKは、これまで独自のExcelフォーマットでプロジェクト管理を行っていたが、サービス規模の拡大に伴い、案件数の増加による管理負荷の上昇が課題となっていた。2024年5月にCo-Assignのトライアル導入を開始し、3か月間の評価期間を経て、8月に正式導入を決定した。

    Co-Assignがもたらす革新的なプロジェクト管理

    Co-Assignは、要員の稼働計画を高精度で共有できるアサイン管理サービスだ。従来のExcelベースの管理から脱却し、デジタル化されたプラットフォームで効率的なリソース管理を実現する。

    要員計画の可視化と最適化

    Co-Assignの導入により、プロジェクトごとの稼働予定を人軸とプロジェクト軸の両面から確認できるようになった。NTTデータNJKの開発チームは、リアルタイムで要員の配置状況を把握し、柔軟な人材配置を行えるようになった。

    要員計画の可視化は、単なる作業効率の向上だけでなく、戦略的な人材活用にも寄与している。プロジェクトの優先順位や進捗状況に応じて、適切なスキルを持つ人材を適時に配置することが可能となり、overall成功率の向上につながっている。

    受注キャパシティの拡大と収益性の向上

    Co-Assignは、受注予定案件の要員計画を月ごと、受注確度ごとに集計する機能を備えている。NTTデータNJKは、真に必要な人材とスキルを正確に把握し、最適な人材配置を実現することで、受注キャパシティの拡大に成功した。

    さらに、進行中のプロジェクトごとに稼働時間を入力し、リアルタイムで予実管理を行うことが可能となった。プロジェクトの収益性をタイムリーに把握し、問題が発生する前に適切な対策を講じることで、粗利率の向上を実現している。

    NTTデータNJKの生産性向上への取り組み

    NTTデータNJKは、Co-Assignの導入を通じて、開発プロセスの効率化と品質向上を同時に追求している。プロジェクト管理のデジタル化により、従来のExcelベースの管理では困難であった、リアルタイムでの進捗把握と迅速な意思決定が可能となった。

    FMS-マンション管理シリーズの進化

    Co-Assignの導入は、NTTデータNJKの主力サービスであるFMS-マンション管理シリーズの開発にも大きな影響を与えている。リソース配分の最適化により、新機能の開発スピードが向上し、顧客ニーズへの迅速な対応が可能となった。

    マンション管理業界のデジタル化が進む中、NTTデータNJKはCo-Assignを活用することで、より高度で効率的なサービス提供体制を構築している。顧客満足度の向上と、競争力の強化につながっているとの声が社内から上がっている。

    アイリッジの成長戦略とCo-Assignの展望

    アイリッジは、Co-Assignの機能拡充と使いやすさの向上に継続的に取り組んでいる。NTTデータNJKへの導入実績を足がかりに、さらなる顧客獲得を目指している。

    Co-Assignの開発責任者は、「プロジェクト管理のDXは、企業の競争力強化に直結する重要な課題だ。我々は、顧客の声に耳を傾けながら、より高度な分析機能や、AIを活用した予測機能の実装を検討している」と語った。

    アイリッジは、Co-Assignを通じて、企業のDX推進と生産性向上を支援する立場を強化している。今後は、異なる業界や規模の企業にも導入を拡大し、日本企業全体の競争力向上に貢献することを目指している。

    まとめ

    NTTデータNJKによるCo-Assignの導入は、プロジェクト管理のDXがもたらす具体的な成果を示す好例となった。リソース管理の効率化、受注キャパシティの拡大、そして収益性の向上など、多岐にわたる効果が確認されている。

    アイリッジとNTTデータNJKの協力関係は、今後のITサービス業界における生産性向上のモデルケースとなる可能性を秘めている。両社の取り組みが、日本企業全体のDX推進と国際競争力の強化にどのような影響を与えるか、今後の展開が注目される。

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