ビザスク、NECグローバルイノベーション企画に2年連続協賛

    画像:PR TIMES(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000289.000015233.html)より

    株式会社ビザスクが、日本電気株式会社(NEC)主催のグローバルアクセラレータープログラム「NEC Innovation Challenge 2024」の協賛企業として2年連続で採択された。ビザスクは世界190カ国64万人超の知見を活用し、世界中のスタートアップ企業の挑戦を支援する。本記事では、プログラムの概要や両社の取り組み、そしてグローバルイノベーション促進への期待について詳しく解説する。

    目次

    NECイノベーションチャレンジ2024の全容

    NECが主催する「NEC Innovation Challenge 2024」は、世界各国のスタートアップ企業とNEC及び協賛企業との協業を実現するグローバルアクセラレータープログラムだ。昨年度の第二回では、世界中から537件もの応募が集まり、大きな注目を集めた。

    最終審査を経て選ばれた3社のスタートアップ(インドネシアのヘルスケアテック関連事業者、イギリスのドローン航空サービス関連事業者、ニュージーランドの素材関連事業者)との共創がすでに始まっており、社会課題解決に向けたイノベーションの創出が進められている。

    今年度のプログラム詳細

    第三回となる今年度のプログラムでは、ヘルスケア、サステナビリティ、現場業務DX、メディア/エンタメの4つの分野に焦点を当てている。画期的なソリューションアイデアを持つスタートアップを世界中から募集し、NEC及び協賛企業と共に企業・団体の課題解決を目指す。

    応募期間は2024年8月22日から10月4日までとなっており、日本時間で締め切られる。NECの事業開発統括部が窓口となり、詳細や応募に関する問い合わせを受け付けている。

    ビザスクの支援内容と期待される効果

    ビザスクは協賛企業として、コンテストで入賞したスタートアップを対象に1時間単位のスポットコンサル「ビザスクinterview」を提供する。

    スポットコンサルの意義

    このサービスを通じて、スタートアップ企業は事業創出の過程で仮説検証やユーザーヒアリングなどに外部の知見を積極的に取り入れることができる。結果として、よりスピーディーかつ的確に事業成長を推進することが可能となる。

    ビザスクの持つ世界190カ国64万人超の知見ネットワークを活用することで、グローバル規模での情報収集や専門家の意見を得ることができ、スタートアップの成長に大きく寄与すると期待されている。

    NECとビザスク、両社の見解

    NECのグローバルイノベーションビジネスユニット コーポレート事業開発部門 事業開発統括部の山本直志氏は、ビザスクの知見データベースの活用によって、世界中の先進事例やトレンド情報を効率的に収集できると期待を寄せている。入賞したサービス・プロダクトの日本へのローカライズやイノベーションの促進を共に実現することを目指している。

    一方、ビザスクの執行役員 日本共同代表である宮崎雄氏は、2年連続での協賛採択に感謝を示すとともに、「グローバル共創」という今年のチャレンジの目的に沿って、世界中のスタートアップ企業の挑戦を支援し、新たなイノベーション創出に貢献する意欲を表明している。

    グローバルイノベーション促進への展望

    NECとビザスクの協力体制は、グローバルイノベーションの促進に大きな可能性を秘めている。ビザスクの持つ世界規模の知見ネットワークとNECの技術力・ビジネス展開力を組み合わせることで、スタートアップ企業の成長を加速させ、社会課題の解決に向けた新たなソリューションの創出が期待できる。

    期待される相乗効果

    両社の強みを活かしたこの取り組みは、単にスタートアップ支援にとどまらず、グローバルな知見の交流や技術革新の促進、さらには国際的な産業競争力の向上にもつながる可能性がある。特に、ヘルスケアやサステナビリティなど、世界共通の課題に対するソリューション開発において、大きな成果が期待される。

    まとめ

    ビザスクのNEC Innovation Challenge 2024への参画は、グローバルイノベーションの促進に向けた重要な一歩と言える。世界中のスタートアップ企業に対し、豊富な知見と専門家ネットワークを提供することで、革新的なアイデアの実現と社会課題の解決を加速させることが期待される。今後、このような取り組みがさらに拡大し、世界規模でのオープンイノベーションが活性化することで、より良い未来の創造につながることだろう。

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