ピクトグラム社が建設現場向けカメラを大幅アップデート、防水防塵機能も追加

    コネクトカメラ
    画像:PR TIMES(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000123978.html)より

    ピクトグラム株式会社が提供する建築現場向け業務支援カメラサービス「コネクトカメラ」が、バッテリーカメラの大幅なアップデートを発表した。最長4ヶ月のバッテリー稼働という特徴はそのままに、新たな機能追加により現場での利用用途が大きく広がる。このアップデートは、建設業界の効率化と遠隔管理の実現に向けた重要な一歩となる可能性がある。

    目次

    画期的な防水防塵機能とライブ再生で建設業界に新風

    建設現場の管理において、カメラの活用は近年急速に普及してきた。しかし、従来のカメラシステムには設置場所や電源の制約、リアルタイム性の欠如など、さまざまな課題があった。コネクトカメラの今回のアップデートは、こうした課題に正面から取り組み、より柔軟で効果的な現場管理を可能にする革新的な機能を提供している。

    屋外での使用も可能に 防水防塵仕様への進化

    従来は主に屋内工事での利用に限定されていたバッテリーカメラだが、今回のアップデートで防水防塵対応となった。バッテリーをケース内に収めることで、屋外現場でも安心して使用できるようになった。

    この改良により、新築の内装工事だけでなく、解体工事やリフォーム工事、店舗修繕工事など、幅広い現場で活用が可能となる。建設業界のニーズに応える形で、より柔軟な運用が実現したと言える。

    ライブ再生機能の追加でリアルタイムな現場確認が可能に

    現場の状況をリアルタイムで把握することは、効率的な建設プロジェクト管理において極めて重要だ。コネクトカメラの新機能は、この課題に対する画期的な解決策を提供している。

    細部まで確認できる高精細な映像配信

    アップデートのもう一つの目玉は、ライブ再生機能の追加だ。従来の定点撮影による進捗確認に加え、リアルタイムで現場の状況を詳細に確認できるようになった。

    この新機能により、細かい仕様の確認も遠隔で行えるようになり、現場に足を運ぶ必要性が大幅に減少。効率的な現場管理が可能となり、建設業界の働き方改革にも一石を投じる可能性がある。

    簡単3ステップで現場の状況をリアルタイム確認

    ライブ映像の確認は、アプリとブラウザの両方から可能だ。カメラ上部のスイッチを押し、アプリやシステムにログインし、通知をクリックするだけで、現場の状況をリアルタイムで確認できる。

    この簡便な操作性は、現場の職人と事務所のスタッフの連携をよりスムーズにし、コミュニケーションの質を向上させる効果が期待できる。

    建設業界の課題解決に向けた革新的ツール

    建設業界は長年、生産性の向上と効率化という課題に直面してきた。コネクトカメラは、これらの課題に対する革新的な解決策を提供している。

    コネクトカメラは、建設現場に最適化されたカメラとアプリを提供することで、工事関係者間のミスコミュニケーションを解消し、現場の非効率を減らすことを目指している。

    120°カメラ、360°カメラ、バッテリーカメラなど、多様なニーズに対応する製品ラインナップを揃え、24時間365日の定点撮影を可能にしている。さらに、特許出願中のタイムラプス機能により、現場の1日を15秒で確認したり、着工から完成までの長期間の変化を短時間で確認したりすることができる。

    今後の展開と業界への影響

    建設業界のデジタル化は、生産性向上と働き方改革の鍵となる重要なトレンドだ。コネクトカメラの進化は、この流れを加速させる可能性を秘めている。

    ピクトグラム株式会社は「新しい文化を創る」をミッションに掲げ、建築業界のリモート現場管理支援に注力している。労働人口の減少が続く日本社会において、「映像コミュニケーション」による新たな働き方を提案し、より効率的で持続可能な建設業界の実現を目指している。

    コネクトカメラの進化は、建設現場の遠隔管理や効率化に大きな可能性をもたらすと同時に、業界全体のデジタル化を加速させる可能性がある。今後、さらなる機能拡張や他のテクノロジーとの連携により、建設業界の生産性向上や働き方改革に大きく貢献することが期待される。

    無償トライアルで実感できる革新的サービス

    コネクトカメラでは、バッテリーカメラの先行ユーザーとして1ヶ月の無償トライアルを実施している。現場管理に課題を抱える企業や、遠方に現場を持つ企業にとっては、この機会に実際の効果を体感できる絶好のチャンスと言えるだろう。

    建設業界のデジタル化が進む中、コネクトカメラのような革新的なツールの登場は、業界全体の生産性向上と働き方改革を加速させる原動力となる可能性を秘めている。今後の展開と、それが建設業界にもたらす変革に、大きな注目が集まっている。

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