BosaiTUBE社の「imasuCa」が障害児支援の安全管理を革新する新機能を搭載

    imasuCa
    画像:PR TIMES(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000140634.html)より

    BosaiTUBE株式会社が、既存の登降園管理システム「登園キャッチ」を進化させた新ブランド「imasuCa」をリリースした。この新システムは、こども家庭庁が策定した「障害児支援の安全管理ガイドライン」に準拠しており、保育施設や障害児支援施設における安全管理計画の策定と実施を強力にサポートする。

    目次

    革新的な機能で業務効率化と安全性向上を実現

    「imasuCa」は、従来の「登園キャッチ」の機能を基盤としつつ、新たな機能を追加することで、より包括的な安全管理システムへと進化を遂げた。システムの核となるのは、園児が身につける極小ICタグによる自動記録機能だ。この機能により、職員や保護者の手間を大幅に削減し、同時に正確な登降園記録を実現する。

    新たに追加された機能には、保護者登録機能、入退室確認機能、欠席・遅刻・相談機能、お知らせ通知機能などがある。これらの機能により、保護者と施設間のコミュニケーションが円滑化され、子どもの安全管理がより確実なものとなる。

    安全管理ガイドラインへの完全対応

    「imasuCa」の最大の特長は、こども家庭庁が策定した「障害児支援の安全管理ガイドライン」に完全に適合していることだ。このガイドラインでは、本年度から安全計画の策定が義務化されているが、「imasuCa」の導入により、多くの要件を効果的かつ効率的に満たすことができる。

    システムは、送迎時や活動時の安全確保、緊急時の迅速な対応、個人情報保護対策など、ガイドラインが求める様々な側面をカバーしている。特筆すべきは、緊急時対応能力だ。「imasuCa」のアクセスポイントにはUPSが内蔵されており、停電時でも通信が途絶えないよう設計されている。さらに、ソーラーパネル対応により、災害時の電源確保も可能となっている。

    将来的な機能拡張計画

    BosaiTUBE社は、「imasuCa」のさらなる進化を計画している。将来的には、AIを活用した緊急対応マニュアルの策定、安全計画の見直しリマインダー機能、ヒヤリ・ハット事例の収集・分析機能、事故発生時の報告機能などの追加を予定しているとのことだ。

    これらの機能が実現すれば、「imasuCa」は単なる登降園管理システムを超え、総合的な安全管理プラットフォームへと進化することになる。保育施設や障害児支援施設にとって、ますます不可欠なツールとなることが予想される。

    導入支援と無料トライアルキャンペーン

    「imasuCa」の導入を検討する施設向けに、BosaiTUBE社は様々なサポート体制を整えている。まず、自治体のICT化施策に対応した補助金申請のサポートを行っている。地域の自治体窓口に応じた相談も可能とのことだ。

    また、安全計画の策定にあたっては、行政書士との連携により随時サポートできる体制を確保している。これにより、システム導入から安全計画策定まで、トータルでのサポートを受けることができる。

    さらに、「imasuCa」のリリースを記念して、1カ月間の無料トライアルキャンペーンを実施中だ。この機会に「imasuCa」を試用し、業務効率化と安全性向上を体感することができる。

    今後の展開

    BosaiTUBE社は、官民連携組織の一般社団法人こどもDX推進協会のメンバーでもある。保育現場や障害児支援現場において、より多くの時間を子どもたちと向き合うための業務負担軽減と、安全・安心な環境提供を目指している。

    「imasuCa」の開発と普及を通じて、BosaiTUBE社はこどもDXにいち早く対応し、行政手続きのワンスオンリー実現に貢献していく方針だ。今後の更なる機能拡張と、それによる保育・支援現場の変革に注目が集まっている。

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