ブガッティのガジェット、富士モータースポーツミュージアムに登場。高級車ブランドの新たな挑戦

    3F Fan Terrace
    画像:PR TIMES(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000121313.html)より

    ブガッティが手掛けるスマートウォッチやヘッドフォンなどのガジェットアイテムが、富士モータースポーツミュージアムに展示販売されることとなった。高級車ブランドとして知られるブガッティが、ガジェット市場に参入する新たな挑戦を見せている。

    目次

    ブガッティガジェットの展示販売開始

    2024年7月8日より、静岡県駿東郡小山町にある富士モータースポーツミュージアムの3階Fan Terraceにて、ブガッティのガジェットアイテムの展示販売が始まった。展示されるアイテムには、スマートウォッチ、ヘッドフォン、イヤホンなどが含まれる。

    これらのガジェットアイテムを日本国内で取り扱うのは、B JEWELRY JAPAN(B Jewelry Japan株式会社)だ。同社の代表取締役社長である松本祐志氏は、この展示販売について次のように語っている。

    「国内のモーターファンに限らず、世界中から多くのファンが集まる場所です。円安の背景から海外のお客様が多いと聞きます。グローバルで認知が高いブガッティであれば、海外のファンにも訴求できるチャンスだと考えています。」

    富士モータースポーツミュージアムの魅力

    富士モータースポーツミュージアムは、2022年10月にオープンしたモータースポーツの歴史と文化を体感できる施設だ。隣接する富士スピードウェイと富士スピードウェイホテルとともに、モータースポーツファンにとって魅力的な複合施設となっている。

    ミュージアムの3階にあるFan Terraceは、サーキットを一望できるテラスとなっており、宿泊客を中心に人気のスポットだ。ブガッティのガジェットアイテムが展示されるのも、このFan Terraceだ。

    ブガッティの世界観を体感

    富士モータースポーツミュージアム内では、ブガッティの名車であるクラシックカー「タイプ35B」も展示されている。松本氏はこの点について、次のようにコメントしている。

    「ブガッティ最古のクラシックカーと最新のガジェットがコラボできるのも、ここ富士モータースポーツミュージアムならではです。ブガッティの幅広い世界観を味わっていただけたら嬉しいですね。」

    この展示により、来場者はブガッティの歴史と最新技術を同時に体感することができる。クラシックカーから最新のガジェットまで、ブガッティブランドの進化と多様性を一度に見ることができるのだ。

    ブガッティガジェットの特徴

    展示されるガジェットの中でも、特に注目を集めているのが「BUGATTI CERAMIQUE EDITION ONE」スマートウォッチだ。このスマートウォッチは、ジルコニアセラミック製のベゼルと本体を採用し、高級感あふれるデザインとなっている。

    また、「BUGATTI WIRELESS GAMING HEADPHONES」や「BUGATTI ACTIVE NOISE CANCELLING WIRELESS HEADPHONES」といったヘッドフォンも展示される。これらのヘッドフォンは、ブガッティの車両デザインをモチーフにした洗練されたデザインと高音質を両立している。

    訪日外国人観光客へのアピール

    B JEWELRY JAPANは、この富士モータースポーツミュージアムでの展示を皮切りに、訪日外国人観光客にもアピールできる施策を継続的に展開していく方針だ。円安の影響もあり、海外からの観光客が増加している現状を踏まえ、グローバルブランドであるブガッティの認知度を活かした戦略を展開している。

    今後の展開

    ブガッティガジェットコーナーは新設されたばかりで、展示期限も設けられていない。今後も富士モータースポーツミュージアムにて継続的な訴求を行っていく予定だ。

    この展示販売は、高級車ブランドがガジェット市場に参入する新たな動きとして注目される。自動車業界の枠を超えて、ブランドの世界観を拡大していく試みとして、今後の展開が期待される。

    まとめ

    富士モータースポーツミュージアムでのブガッティガジェットの展示販売は、高級車ブランドの新たな挑戦を示すものだ。クラシックカーから最新のガジェットまで、ブガッティの幅広い世界観を一度に体験できる貴重な機会となっている。

    モータースポーツファンだけでなく、訪日外国人観光客にも向けたこの取り組みは、ブランドの多様性と進化を示すものとして注目に値する。今後、自動車業界とガジェット市場の融合がどのように進展していくのか、ブガッティの動向から目が離せない。

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