EDIFIERが7月11日に発売した最新ワイヤレスヘッドホン「W830NB」は、ハイブリッド型アクティブノイズキャンセリング（ANC）とハイレゾワイヤレス対応で、オーディオ愛好家の期待に応える高性能モデルだ。前モデルから大幅に進化し、ノイズ低減性能や音質、快適性など多岐にわたる改良が施されている。
進化したハイブリッドANCで静寂を追求
W830NBは、フィードフォワード方式とフィードバック方式を組み合わせたハイブリッド型ANCを採用している。アルゴリズムの改良により、前モデルW820NBと比較して約18%の性能向上を実現。最大45dBものノイズ低減効果を誇り、騒がしい環境でも静寂に包まれた音楽体験を提供する。
ユーザーの使用シーンに合わせて7種類のノイズキャンセリングモードを用意しているのも特徴的だ。電車内や飛行機内、オフィスなど、様々な環境に最適化された設定を選択できる。
独自の低反発イヤークッションで長時間の快適性を追求
W830NBは快適性にも配慮がなされている。独自開発の低反発イヤークッション技術「ZeroPressure™」により、装着時の圧迫感を大幅に軽減。メガネ使用時もフレーム部分を包み込むようにイヤークッションが変形するため、長時間の使用でも快適さを保てる。
また、267gという軽量設計も相まって、長時間のリスニングセッションでも疲れにくい設計となっている。
ハイレゾワイヤレスで高音質を追求
W830NBは高音質コーデック「LDAC」に対応し、Bluetooth接続でありながら最大96kHz/24bitというハイレゾ相当のサウンドを楽しむことができる。USB Type-Cケーブルを使用した有線接続時も同様のハイレゾ再生が可能だ。
ドライバーには大口径40mmチタンコーティング複合振動板を採用。豊かな低域と広大なサウンドステージを実現し、高解像度で歪みの少ない音響再生を可能にしている。
3D音場アルゴリズムで没入感を向上
W830NBは空間オーディオ機能も搭載。3D音場アルゴリズムにより、映画館のようなサラウンド・アンビエンスを再現し、没入感のある立体的な音響体験を提供する。
充実の機能で使い勝手を向上
W830NBは音質面だけでなく、使い勝手の良さも追求している。DNN（ディープ・ニューラル・ネットワーク）を活用した通話ノイズキャンセリング機能により、騒がしい環境下でもクリアな音声通話が可能だ。
また、ゲームモードを搭載し、遅延をわずか80ミリ秒まで低減。ゲームプレイや動画視聴時の音声遅延を最小限に抑えている。
驚異の長時間駆動を実現
バッテリー性能も特筆すべき点だ。ノイズキャンセリング無効時には最大94時間、有効時でも54時間の連続再生が可能。急速充電にも対応しており、20分の充電で最大10時間の再生が可能となっている。
専用アプリでカスタマイズ性を向上
iOS/Android用の専用アプリ「Edifier ConneX」を使用することで、ノイズキャンセリングモードの選択やイコライザーによる音質調整など、W830NBの機能をより細かくカスタマイズすることができる。
価格と販売チャネル
W830NBは、ブラック、ホワイト、グレーの3色展開で、オープン価格。Amazon、楽天、EDIFIERの公式サイトで販売されている。
Amazonプライムデーでの特別セール
7月16日から17日に開催される「Amazonプライムデー」では、EDIFIERの製品特別セールが実施される。また、先行セールとして7月11日から20日までの期間、W830NBを特別価格9,980円で提供するキャンペーンも実施中だ。
W830NBはEDIFIERの技術力の結晶と言える製品だ。ハイブリッドANCとハイレゾワイヤレス対応、長時間駆動、快適な装着感など、ワイヤレスヘッドホンに求められる要素を高いレベルで満たしている。オーディオ愛好家はもちろん、日常的に音楽を楽しむユーザーにとっても、魅力的な選択肢となるだろう。
