ASUS ExpertBook B5が新登場、ビジネス需要に応える高性能14型ノートPCに

    ExpertBook B5
    画像:ASUS(www.asus.com/jp/laptops/for-work/expertbook/expertbook-b5-b5302c-11th-gen-intel/)より
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    最新のIntel CPUを搭載した新モデルがラインアップ

    ASUS JAPANが、ビジネス向けノートパソコン「ExpertBook」シリーズの新製品として、14型モデル「ExpertBook B5 B5404CVA」を発表した。この新製品は、最新のIntel Core プロセッサを搭載し、ビジネスユーザーの多様なニーズに応える高性能モデルとして注目を集めている。

    新しいExpertBook B5シリーズは、Core i7モデル「B5404CVA-Q50538X」とCore i5モデル「B5404CVA-Q50486X」の2機種をラインアップしており、6月26日に発売された。両モデルとも、ビジネス環境での使用を想定した機能と性能を備えており、生産性の向上を求める企業や個人事業主にとって魅力的な選択肢となるだろう。

    柔軟な使用を可能にする画面設計と高性能ディスプレイ

    ExpertBook B5シリーズの特徴的な機能の一つが、180度開くことができるフラットヒンジだ。この設計により、さまざまな作業環境や使用シーンに柔軟に対応することが可能となる。例えば、複数人でのプレゼンテーションや、狭いスペースでの作業など、従来のノートPCでは難しかった使用方法も容易になる。

    ディスプレイは、1920×1080ドットの解像度を持つフルHD液晶を採用している。60Hzのリフレッシュレートと相まって、スムーズな映像表示を実現している。また、画面表面にはノングレア処理が施されており、光の反射を抑え、長時間の使用でも目の疲れを軽減する効果が期待される。

    充実のセキュリティ機能とコネクティビティ

    ビジネス向けモデルとして、ExpertBook B5シリーズはセキュリティ機能も充実している。207万画素の赤外線カメラと指紋認証センサーを内蔵しており、Windows Helloに対応している。これにより、顔認証や指紋認証を使用した安全なログインが可能となり、企業の機密情報を扱う際にも安心して使用できる。

    コネクティビティの面でも、最新の技術を採用している。Wi-Fi 6E準拠の無線LANとBluetooth 5.3に対応しており、高速かつ安定した無線通信を実現している。また、Thunderbolt 4 Type-Cポートを2基搭載しており、高速データ転送や外部ディスプレイの接続など、拡張性も高い。

    豊富なインターフェイスで多様なビジネスニーズに対応

    ExpertBook B5シリーズは、ビジネスシーンで求められる多様な接続ニーズに応えるため、豊富なインターフェイスを備えている。具体的には、USB 3.2 Gen2 Type-Aポートを2基、ギガビットLANポート、スマートカードリーダー、HDMIポート、マイク・ヘッドホン端子などが装備されている。

    これらの接続オプションにより、外部デバイスの接続やネットワーク接続、セキュリティ認証など、ビジネスで必要とされるさまざまな機能を柔軟に利用することができる。例えば、有線LANを使用したセキュアなネットワーク接続や、外部ディスプレイを使用した大画面でのプレゼンテーションなど、多様な業務シーンに対応可能だ。

    携帯性と性能のバランスを追求したデザイン

    ExpertBook B5シリーズは、携帯性と性能のバランスを追求したデザインを採用している。本体サイズは313.7(幅)×18.9~19(高さ)×226.8(奥行)mm(突起部除く)と、14型ノートPCとしてはコンパクトな設計となっている。重量も約1.46kgに抑えられており、日々の持ち運びや出張時の携帯にも適している。

    ボディカラーはスターブラックを採用しており、ビジネスシーンにふさわしい落ち着いた印象を与える。また、薄型設計ながら、16GBのメモリと512GB SSDを標準搭載しており、処理性能と保存容量のバランスも考慮されている。

    2つのモデルで異なるニーズに対応

    ExpertBook B5シリーズは、Core i7モデル「B5404CVA-Q50538X」とCore i5モデル「B5404CVA-Q50486X」の2つのモデルをラインアップしている。Core i7モデルは「Core i7-1355U」プロセッサを搭載し、市場想定価格は240,680円となっている。一方、Core i5モデルは「Core i5-1335U」プロセッサを搭載し、市場想定価格は219,780円だ。

    この2つのモデルにより、ユーザーは自身の業務内容や予算に応じて最適なモデルを選択することができる。高度な処理能力が必要なユーザーにはCore i7モデルが、バランスの取れた性能とコストパフォーマンスを求めるユーザーにはCore i5モデルが適していると言えるだろう。

    ビジネスPCの新たな選択肢としての可能性

    ASUS ExpertBook B5シリーズの登場は、ビジネスPC市場に新たな選択肢をもたらすものと考えられる。高性能プロセッサ、充実したセキュリティ機能、豊富な接続オプション、そして携帯性を兼ね備えたこのシリーズは、現代のビジネス環境が求める多様なニーズに応える可能性を秘めている。

    特に、テレワークやハイブリッドワークが一般化する中で、オフィスでの使用と外出先での使用の両方に対応できる柔軟性は、多くのビジネスユーザーにとって魅力的な特徴となるだろう。また、Windows 11 Proを搭載していることも、企業のIT管理者にとっては大きなメリットとなる可能性がある。

    今後、実際の使用レビューや長期使用での耐久性など、さらなる情報が明らかになることで、ExpertBook B5シリーズの真価がより明確になると思われる。ビジネスPC市場での競争が激化する中、ASUSの新製品がどのような評価を受け、市場でのポジションを確立していくか、注目が集まるところだ。

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